玉ねぎ

お悩み別豆知識

原産地は中央アジア。 紀元前のエジプト王朝時代には栽培され食用とされていたという。 日本では江戸時代に観賞用として、明治時代には本格的に食用として栽培がはじまった。 現在では北海道が国産の50%以上を生産しているが、安価な輸入品も多く出回っている。 世界的にはアメリカ合衆国に次ぐ世界第2位の生産国である。

タマネギには特有の「辛み」・「甘み」があり様々な料理に利用される。 西洋料理のスープのベースとしても多用されるため「西洋のかつおぶし」と呼ばれている。

独特の臭いの成分は「硫化アリル」などの硫黄化合物で動脈硬化などの原因となるコレステロールの代謝を促進し血栓をできにくくする作用があり、血管の壁を柔軟にします。 この作用によって高血圧や脳血栓・脳梗塞・糖尿病などの予防になります。 また、硫化アリルの効能のひとつに、ビタミンB1の吸収を促進させる効果があるので疲労回復にも最適です。

皮をむいた中身だけでなく普段捨ててしまう皮を煎じて飲むと血管が丈夫になる働きがあり高血圧に効果があります。 また煮出したものを飲まずに染料として布などに使用することもできるそうです。

イヌやネコなどのペットのなかには「タマネギ中毒」を発症する動物もいるので注意が必要です。 人間でも一度に短時間の内に4キロ以上食べると危険だそうです(笑)


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