胃十二指腸潰瘍

お悩み別豆知識

最近、仕事が忙しく責任ある立場に立った、産後の育児が大変で寝る時間もない、学校の受験が辛い時、みぞうちや背中がキリキリ痛くなることありませんか?その 症状胃・十二指腸潰瘍の疑いがあります!? 胃には胃酸があり食物を溶かします、その酸度はph1~1.5あり強酸です!!強酸から胃壁を護っているのが、防御因子 (粘液・血流・重炭酸イオン・プロスタグランジンなど)です。

胃酸と防御因子のバランスが崩れると胃・十二指腸潰瘍になるようです。 食後に痛むのは、胃潰瘍 空腹時に痛むのは、十二指腸潰瘍です。
最近では、ピロリ菌も胃・十二指腸潰瘍の原因と考えられています。さらに、このピロリ菌は胃癌の原因とも言われ除菌を推進されています。胃・十二指腸潰瘍の症状は、貧血・悪心・腹部膨満感・吐血・血便などです。 ただ、ストレスだけが胃潰瘍の原因とも言えないようで、阪神・淡路震災の直後は胃潰瘍の患者さんが増えたようですが、ピロリ菌に感染していない人はほとんど胃潰瘍にならなかったようです。

ピロリ菌とよくない組合せは、『高血糖』『塩分過多』『喫煙』です。

上記の三3点は、ピロリ菌と合わさると胃癌のリスクが高まります。 では、食生活においてどの様なことに気をつければいいのでしょうか? もちろん、糖分・塩分・タバコなど適量にすることが大切です。 野菜・果実を上手に摂ることにより、胃・十二指腸潰瘍がより改善されます。 例えば、 里芋は胃潰瘍の改善だけではなく、糖尿病の改善にも効果があります。 キャベツは胃粘膜再生する働きがあり、抗酸化作用のあるビタミンCを豊富に含んでいます。 大根は、揚げ物や魚などの消化を助けてくれる酵素が含まれています。 

バナナは、消化吸収が良くカリウムや食物繊維が豊富で体内の有害物質を排出してくれます。 また、よく噛んで食べることで消化吸収を助けるだけではなく内臓への負担も軽減され、健康維持のも効果があるので、意識して噛むようにしましょう。 また、胃が消化するのに時間がかかる食べ合わせは控えるといいでしょう! 例えば、肉など脂っこい食べ物+甘いデザート、肉・魚類など高タンパク+麺・炭水化物などの組合せは胃に負担がかかります。 

以上の点を注意して生活を送ってみてください。


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