消毒・殺菌・滅菌

お悩み別豆知識

毒とは対象物(例えば、人体など)に付着している病原性を持った微生物(細菌・ウイルスなど)の活動を弱める、害のない程度まで減らすこと。

殺菌とは特定の微生物(細菌・ウイルスなど)を殺すこと。一部の細菌・ウイルスを殺しても『殺菌』と呼べるため他の多くの細菌・ウイルスなどが残っていることがあるので有効性に保証がない。

滅菌とは全ての微生物(細菌・ウイルスなど)を死滅させ限りなく無菌に近づけること。 微生物の生存確率が100万分の1であることが定義づけられている。 人体などではありえないことなので器具などについての用語である。

滅菌には『物理的滅菌』と『科学的滅菌』とがあり物理的滅菌の代表はオートクレーブで、飽和水蒸気中で121℃・2気圧・15分以上加熱する。

物によっては133℃・3気圧・60分以上のこともある。 他にはγ線滅菌があり熱に弱い器具などに行う。

科学的滅菌の代表はエチレンオキサイドガス(EOG)滅菌がある。

当院の鍼灸施術では、患者さんの患部と施術者の手指のアルコール消毒を行い、エチレンオキサイドガス滅菌されたディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)を使用して施術をしています。


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