ビタミン知識 No.1

お悩み別豆知識

サプリメントや栄養ドリンクにレモン○○個分のビタミンC配合などと書かれていますが、そもそもビタミンとは身体にとってどんな働きがあるのでしょうか。 今回は、代表的なビタミンと、その欠乏症(足りないと起きてしまう病気や症状)を紹介します。
ビタミンA

ビタミンAは目で光を感じる部分に関係しています。 

不足すると視力低下や夜盲症(薄暗い場所などで見えにくくなる。鳥目。)になります。
 緑黄色野菜・ひじき・ウニなどに多く含まれます。

ビタミンB1
ビタミンB1は糖を分解してエネルギーを産出する酵素を助ける働きがあります。

不足すると脚気・ウェルニッケ脳症になります。
 豚肉・ウナギ・玄米などに多く含まれています。
ビタミンB2
 ビタミンB2は脂質の酸化を防ぐ作用があり、身体の老化を防止します。

 不足すると口内炎・口角炎・肌荒れになります。
レバー・納豆・卵などに多く含まれています。
ビタミンB12
ビタミンB12はDNAやRNAの合成に関与し、また脂質の代謝にも働きます。

 不足すると悪性貧血を起こします、ハンター舌炎や味覚低下、白髪など様々な症状を伴い、精神障害に陥ることもあります。
 貝類・魚卵に多く含まれています。

ビタミンC
ビタミンCは強い抗酸化作用をもっていて身体の老化を防ぎます。またメラニンの色素沈着を防止し美白に役立ちます。

不足すると壊血病を引き起こし、毛細血管が脆弱になり歯肉、皮下での出血が起こります。
果物・野菜に多く含まれています。
ビタミンD
ビタミンDは骨の形成に関与します。ビタミンDは日光(紫外線)を浴びることによって人体の中で合成されます。また、体内でのカルシウムの吸収にも関係があります。

不足するとカルシウムの欠乏が起こり成人では骨軟化症、小児ではくる病がおこります。

また、骨粗鬆症の原因にもなります。

日光(紫外線)を浴びることによって合成されます。

たくさんの栄養素をバランス良く摂取することが健康への近道だと思います。

ビタミン知識№2に続く。


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