こんにちは！スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
生理前になると肌荒れやイライラで憂鬱になってしまう…😔
そんな毎月の悩みを抱えていませんか？
このブログを読むと、生理前の不調が起こる根本原因がわかります。
そして女性ホルモンバランスを食事のタイミングで整える具体的な方法も学べます！
実は、生理前の肌荒れやイライラは単なる「仕方のないこと」ではないんです。
体質を根本から改善する視点で捉えると、食事を摂るタイミングを変えるだけで劇的に改善できるのです✨
最後まで読んでいただければ、毎月の憂鬱な時期が楽しみに変わるかもしれません！
生理前のイライラと肌荒れはなぜ起こる？
まず最初に、なぜ生理前になると心と肌の調子が悪くなるのかを知りましょう。
その仕組みがわかれば、対策もぐっと立てやすくなります。
エストロゲンとプロゲステロンの変動メカニズム
女性の体は約28日間のサイクルで大きく変化しています。
この変化の主役が、エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンです。
生理後から排卵まではエストロゲンが主役です。
このホルモンは「美のホルモン」とも呼ばれ、以下の働きをします：
- 肌のコラーゲン生成を促進
- 皮脂分泌を抑制してニキビを防ぐ
- セロトニン分泌を促進して気分を安定させる
- 新陳代謝を活発にして肌ツヤを向上
一方、排卵後から生理前まではプロゲステロンが優位になります。
このホルモンは妊娠を維持するために分泌されるのですが…
- 皮脂分泌を増加させてニキビができやすくなる
- 水分を体内に蓄積させてむくみやすくなる
- 血糖値を上昇させて食欲が増す
- セロトニン分泌を抑制してイライラしやすくなる
つまり、生理前の不調は自然な体の変化なんです。
でも、だからといって我慢する必要はありません！
血糖値の乱れが感情と肌に与える影響
プロゲステロンが優位になると、インスリンの働きが悪くなります。
これを「インスリン抵抗性」と呼びます。
インスリン抵抗性が高まると：
- 血糖値が乱高下しやすくなる
- 甘いものへの欲求が強くなる
- 血糖値の急上昇で皮脂分泌が増加
- 血糖値の急降下でイライラや不安感が増す
つまり、生理前の肌荒れとイライラは血糖値の乱れと密接に関係しているんです！
だからこそ、食事のタイミングが重要になってくるのです。
現代女性に多い「偽の」ホルモンバランス不調
最近増えているのが、本来のホルモン変動に加えて起こる「偽の不調」です。
これは現代のライフスタイルが原因で起こります。
主な原因は：
- 不規則な食事時間による血糖値の乱れ
- 慢性的なストレスによるコルチゾール過剰分泌
- 睡眠不足による成長ホルモン分泌低下
- 運動不足による代謝機能の低下
でも安心してください！
これらは生活習慣の改善で必ず良くなります✨
体質を全体からとらえた生理前不調の原因
西洋医学の視点も大切ですが、東洋医学の観点から見ると…
さらに深い理解ができて、根本的な改善につながります。
東洋医学から見る「肝気鬱結」と「脾虚」
東洋医学では、生理前の不調を主に2つのパターンで捉えます。
肝気鬱結（かんきうっけつ）タイプ
ストレスや感情の抑圧により、肝の気の流れが滞った状態です。
症状の特徴：
- イライラや怒りっぽさが強い
- 胸や脇腹の張り感
- 頭痛や肩こり
- ニキビが顎や口周りにできやすい
脾虚（ひきょ）タイプ
消化機能が弱って、栄養の吸収や代謝がうまくいかない状態です。
症状の特徴：
- 疲れやすく、やる気が出ない
- むくみやすい
- 食後の眠気や胃もたれ
- 肌がくすみやすい
多くの現代女性は、この2つが混合した状態にあります。
気・血・水の循環不良が引き起こす症状
東洋医学では、体内を「気・血・水」が巡ることで健康が保たれると考えます。
気の滞り
ストレスや不規則な生活で気の流れが悪くなると：
- イライラや情緒不安定
- 胸やお腹の張り感
- 頭痛や肩こり
血の滞り
冷えや運動不足で血の巡りが悪くなると：
- 肌のくすみやクマ
- 生理痛の悪化
- シミやそばかすができやすい
水の滞り
消化機能の低下で余分な水分が溜まると：
- むくみ
- 体重増加
- 肌のたるみ
生理前は特にこれらの循環が悪くなりやすい時期なんです。
女性ホルモンバランスを整える食事タイミング術
お待たせしました！
ここからが今日の本題です✨
女性ホルモンのリズムに合わせた食事タイミングで、不調を根本から改善していきましょう。
生理周期に合わせた4つのフェーズ別食事法
【フェーズ1】月経期（1-7日目）
この時期は血を補い、体を温めることが大切です。
朝食（7:00-8:00）：
- 温かい雑炊や味噌汁
- 鉄分豊富なレバーや赤身肉
- 生姜やニンニクなどの温性食材
昼食（12:00-13:00）：
- 根菜類を中心とした煮物
- 血を補うほうれん草や小松菜
- 温かいスープ
夕食（18:00-19:00）：
- 消化に優しい魚料理
- 黒ごまや黒豆などの黒い食材
- 早めの軽い食事を心がける
【フェーズ2】卵胞期（8-14日目）
エストロゲンの分泌をサポートする時期です。
朝食（6:30-7:30）：
- 大豆製品（豆腐、納豆、豆乳）
- ビタミンE豊富なナッツ類
- フルーツで酵素補給
この時期の朝食が一番重要です！
エストロゲンの原料となる良質なタンパク質を朝一番に摂りましょう。
【フェーズ3】排卵期（14-16日目）
抗酸化力を高めて卵子の質を守る時期です。
昼食（12:00-13:00）を充実させましょう：
- ビタミンC豊富な野菜サラダ
- ビタミンE豊富なアボカド
- 抗酸化作用の高いベリー類
【フェーズ4】黄体期（17-28日目）
プロゲステロンをサポートし、血糖値を安定させる時期です。
夕食（17:00-18:00）を重視：
- ビタミンB6豊富な魚類（サンマ、マグロ）
- マグネシウム豊富な雑穀米
- カルシウム豊富な小魚や海藻
血糖値コントロールで感情の波を安定させる方法
生理前のイライラを防ぐ最大のポイントは血糖値の安定です！
3時間おきの軽食ルール
- 朝食後3時間後（10:00頃）：ナッツひとつかみ
- 昼食後3時間後（15:00頃）：ゆで卵や小魚
- 夕食後3時間後（21:00頃）：ハーブティーのみ
この軽食タイミングが血糖値の急降下を防いでくれます。
GI値を意識した食材選び
低GI値の食材を選ぶことで、血糖値の急上昇を防げます：
- 白米→玄米や雑穀米
- 白いパン→全粒粉パン
- うどん→そば
- じゃがいも→さつまいも
特に生理前1週間はこれを徹底してみてください。
きっと感情の波が穏やかになるはずです✨
即効性のあるセルフケア実践法
食事タイミングと合わせて行うと、さらに効果的なセルフケアをご紹介します！
生理前1週間の食事メニュー例
月曜日
朝：納豆ご飯、味噌汁、焼き鮭
昼：鶏胸肉のサラダ、玄米おにぎり
夕：サバの塩焼き、ひじきの煮物、雑穀米
火曜日
朝：豆乳スムージー、全粒粉トースト
昼：野菜たっぷりスープ、雑穀パン
夕：白身魚の煮付け、小松菜のおひたし
水曜日
朝：豆腐ステーキ、野菜サラダ
昼：アボカドとマグロのサラダ丼
夕：イワシの蒲焼き、わかめスープ
このように、各時間帯の栄養素を意識したメニューにしてみてください。
1週間続けるだけでも体の変化を感じられるはずです！
イライラを鎮める経絡マッサージ
東洋医学では、特定の経絡を刺激することで感情を安定させられます。
肝経マッサージ
太衝（たいしょう）というツボを刺激します：
- 足の甲の親指と人差し指の骨の間
- 3秒押して3秒離すを5回繰り返す
- 朝晩2回行う
心包経マッサージ
内関（ないかん）というツボを刺激します：
- 手首から指3本分肘側
- 深呼吸しながら30秒押す
- イライラを感じた時にすぐ実践
これらのマッサージは食事前に行うとより効果的です✨
肌荒れ予防のツボ刺激法
肌荒れには脾経と胃経のツボが効果的です。
三陰交（さんいんこう）
女性ホルモンのバランスを整える万能ツボです：
- 内くるぶしから指4本分上
- 骨の後ろ側のくぼみ
- 1日3回、各3分間刺激
血海（けっかい）
血の巡りを良くして肌荒れを改善します：
- 膝のお皿の内側上角から指3本分上
- 太ももの内側の筋肉の盛り上がり部分
- 朝の洗顔後に1分間刺激
これらのケアを食事タイミング法と組み合わせることで…
生理前の不調が劇的に改善されるはずです！
さらに効果を高めるプロフェッショナルケア
セルフケアでも大きな改善が期待できますが…
より確実で早い効果をお求めの方には、専門的なアプローチもおすすめです。
スタジオシュカでは、お一人お一人の体質や生理周期に合わせて…
オーダーメイドの鍼灸施術とカウンセリングを行っています。
美容鍼による女性ホルモン調整
顔の特定のツボに鍼を刺すことで：
- 視床下部の働きを調整
- 自律神経のバランス改善
- 血流促進による肌質向上
- リラックス効果でホルモン分泌正常化
体質別の食事指導
東洋医学の体質診断に基づいて：
- あなただけの最適な食事タイミング
- 体質に合った食材選び
- 季節に応じた食事調整法
- 具体的なレシピ提案
一人で頑張るよりも、専門家と一緒に取り組む方が…
確実で持続可能な改善につながります。
生理前の不調は我慢するものではありません。
あなたらしい美しさと健康を取り戻すために…
ぜひ一度初回トライアルでご相談ください。
まとめ
今日は生理前のイライラと肌荒れを根本から改善する…
食事タイミング術についてお話ししました。
重要なポイントをおさらいすると：
- 生理前の不調はホルモン変動と血糖値の乱れが原因
- 生理周期に合わせた食事タイミングで改善可能
- 特に卵胞期の朝食と黄体期の夕食が重要
- 3時間おきの軽食で血糖値を安定させる
- 経絡マッサージとツボ刺激で効果をアップ
毎月の憂鬱な時期が、体のリズムを整える大切な時間に変わります✨
まずは今回ご紹介した食事タイミング法を…
1週間だけでも試してみてください。
きっと心と肌の変化を実感できるはずです。
あなたの美しさは、あなた自身の手で創り出せるのです！
一歩ずつ、理想の自分に近づいていきましょう😊
コメント