50代女性必見!「遺伝」ってホントにダイエットの敵?痩せたいあなたへ贈る遺伝子のお話
「私、太りやすい体質だから…」
こんな風に諦めていませんか?
確かに、遺伝は体質に影響を与えます。でも、遺伝子だからと諦めるのはまだ早いです。
この記事では、50代女性が抱えやすい「遺伝」と「太りやすさ」の関係について、詳しく解説していきます。
遺伝子がもたらす太りやすさって、一体なに?
遺伝子には、私たちの体の設計図が書かれています。その中には、基礎代謝量や脂肪の燃えやすさ、食欲をコントロールするホルモンの分泌量など、体重に影響を与える様々な情報が含まれています。
もし、あなたの家族に太っている人が多い場合、その遺伝子を受け継いでいる可能性があります。
具体的にどのような遺伝子の影響があるのか、見ていきましょう。
基礎代謝量
基礎代謝量とは、安静にしていても消費されるエネルギーのことです。基礎代謝量が低いと、同じ量の食事をしても太りやすくなります。特にミトコンドリアの働きは重要で、ミトコンドリアは細胞内の発電所で、エネルギーを作り出す働きをしています。ミトコンドリアの働きが活発な人は、基礎代謝が高く、太りにくい傾向があります。
脂肪の燃えやすさ
同じものを食べても、脂肪として蓄積されやすい体質の人もいます。同じ体重でも、脂肪細胞の大きさが異なることがあります。脂肪細胞が大きい人は、少ないカロリーでも太りやすくなります。
食欲をコントロールするホルモン
レプチンやグレリンなど、食欲をコントロールするホルモンの分泌量に個人差があり、これが太りやすさに影響することがあります。レプチンは、食欲を抑えるホルモンですが、レプチン抵抗性があると、レプチンが効きにくくなり、常に満腹感が得られず、食べ過ぎてしまうことがあります。
グレリンは、食欲を増進させるホルモンです。グレリンの分泌量が多い人は、常に空腹を感じやすく、食べ過ぎてしまうことがあります。
遺伝子による太りやすさのリスク
遺伝子による太りやすさは、以下のリスクを高める可能性があります。
生活習慣病のリスク増加
肥満は、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病のリスクを高めます。糖尿病になると、 インスリン抵抗性になりやすく、血糖値のコントロールが難しくなります。
また、高血圧については、体重が増加すると、心臓が血液を全身に送り出すためにより多くの仕事をしなければならなくなり、血圧が上昇します。
さらに脂質異常症の影響として、中性脂肪が増えたり、善玉コレステロールが減ったりすることで、動脈硬化が進行しやすくなります。
心疾患のリスク増加
肥満は、心筋梗塞や脳卒中などの心疾患のリスクを高めます。具体的には、心臓が肥大し、心不全のリスクが高まります。また、動脈が硬くなり、狭窄や閉塞を起こしやすくなります。
自己肯定感の低下
体重が増加すると、自己肯定感が低下し、うつ病などの精神的な問題を引き起こす可能性があります。また、社会的な孤立も影響があり、体重増加が原因で、人間関係がうまくいかず、孤独を感じることがあります。
遺伝子だからといって諦める必要はない!
遺伝子と上手に付き合うための対策は?
遺伝子に左右される部分もあるかもしれませんが、だからといって諦める必要はありません。
遺伝子は変えられませんが、遺伝子の働き方は生活習慣によって大きく左右されます。
遺伝子と上手に付き合うためには、以下の対策が効果的です。
バランスの取れた食事
糖質、脂質、タンパク質をバランスよく摂取し、特にタンパク質は筋肉量を維持するために大切です。三食バランスの良い食事を心がけ、間食は控えめにしましょう。
適度な運動
有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることで、基礎代謝量を上げ、脂肪燃焼を促進します。毎日30分程度の運動を習慣化しましょう。
質の高い睡眠
睡眠不足は、食欲を増進させ、代謝を低下させる原因になります。7~8時間の睡眠をとりましょう。
ストレス管理
ストレスは、過食や運動不足につながりやすいので、ストレスを溜めないように心がけましょう。ストレスを溜めないように、リラックスできる時間を作りましょう。
専門家への相談
どうしても体重が減らない場合は、栄養士や医師に相談してみるのも良いでしょう。気軽に相談に乗ってくれる機関が増えてきていますよ。
50代女性が若々しく美しく生きるために
遺伝子と上手に付き合い、健康的な生活を送ることで、50代女性も若々しく美しく過ごすことができます。
諦めずに、自分に合った方法でダイエットに取り組んでいきましょう。