こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
「また生理前にニキビができてしまった…」
「なんで毎月同じところに肌荒れが?」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、生理前の肌トラブルは化粧品では根本解決できません。
なぜなら、原因は体の内側のホルモンバランスにあるからです。
このブログを読むと、女性ホルモンの変動に合わせた食事タイミング術で、生理前の肌トラブルを内側から改善する方法がわかります✨
東洋医学の視点から体質を根本的に整えることで、10年後も美しい肌を保つ秘訣をお伝えします。
生理前の肌トラブルはなぜ起こる?西洋医学的メカニズム
生理前になると必ず肌が荒れる…
そんなあなたの悩み、とてもよくわかります。
まずは、なぜ生理前に肌トラブルが起こるのかを科学的に解説しますね。
エストロゲンとプロゲステロンの変動が肌に与える影響
女性の体は約28日周期でホルモンが大きく変動します。
特に生理前の黄体期では:
- エストロゲン(美肌ホルモン)が急激に減少
- プロゲステロン(皮脂分泌を促すホルモン)が優位に
- 肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなる
これらの変化により、肌は敏感になり、ニキビや炎症が起こりやすい状態になるんです。
皮脂分泌の増加と角質肥厚のメカニズム
プロゲステロンの増加は、皮脂腺を刺激します。
同時に角質の代謝も乱れ、毛穴が詰まりやすくなります。
この状態で、間違った食事タイミングを続けていると…
血糖値の乱高下が炎症を悪化させてしまうんです!
血糖値の不安定化がもたらす炎症反応
生理前は、インスリン抵抗性が高まる時期。
普段と同じ食事でも血糖値が上がりやすくなります。
血糖値スパイクが起こると:
- 炎症性サイトカインが増加
- コラーゲンの糖化が促進
- 活性酸素による肌ダメージが蓄積
だからこそ、食事のタイミングが重要なんです✨
体質を全体からとらえた生理前肌荒れの原因
西洋医学的な理解も大切ですが、東洋医学では更に深く体質から原因を探ります。
あなたの肌トラブルの根本原因を見つけましょう。
東洋医学から見る「血瘀(けつお)」と肌トラブルの関係
東洋医学では、生理前の肌荒れを「血瘀」という状態で捉えます。
血瘀とは、血の流れが滞った状態のこと。
血瘀の特徴:
- 同じ場所に繰り返しニキビができる
- 肌がくすんで見える
- 生理前に顔色が悪くなる
- 生理の色が黒っぽい
心当たりはありませんか?
この血瘀を改善することが、美肌への第一歩なんです。
肝の疏泄機能低下がホルモンバランスに与える影響
東洋医学で「肝」は、気の流れを調整する大切な臓器。
現代女性はストレスで肝の機能が低下しがちです。
肝の疏泄機能が低下すると:
- ホルモンの代謝が滞る
- イライラしやすくなる
- 生理前症候群が悪化
- 肌の新陳代謝も乱れる
だからこそ、肝の機能を高める食事法が必要なんです。
こちらの記事も参考になります:イライラ・PMS必見!ホルモンバランスを整える腸活術とは?
女性ホルモン周期に合わせた食事タイミング術
いよいよ、具体的な解決法をお伝えします!
女性ホルモンの変動に合わせて食事のタイミングを調整することで、生理前の肌トラブルを内側から改善できます✨
卵胞期(生理後):デトックス力を高める食事法
生理後から排卵までの卵胞期は、エストロゲンが増加する時期。
この時期は、肝臓のデトックス機能を高めましょう。
朝食(7時〜8時):
- 良質なタンパク質(卵、魚、大豆製品)
- ビタミンB群豊富な食材(玄米、雑穀)
- 抗酸化作用のある野菜(ブロッコリー、ほうれん草)
このタイミングでしっかり栄養を摂ることで、1日の血糖値が安定します。
排卵期:エストロゲンピークを支える栄養摂取
排卵期はエストロゲンがピークに。
この時期の食事で、美肌ホルモンの働きを最大化しましょう。
昼食前(11時頃)の間食:
- ナッツ類(アーモンド、くるみ)
- ドライフルーツ(無添加のもの)
- ハーブティー(ローズヒップ、カモミール)
黄体期(生理前):血糖値安定化とPMS対策の食事タイミング
最も重要な黄体期の食事タイミング術です!
この時期の食べ方で、肌荒れを防げるかが決まります。
朝食(起床後1時間以内):
血糖値を安定させるため、必ずタンパク質を20g以上摂取。
卵2個+納豆1パック、または鮭の切り身+味噌汁がおすすめです。
午後3時の間食:
血糖値の谷間を埋めるため、マグネシウム豊富な間食を。
アーモンド10粒+デーツ2個が理想的✨
夕食(18時まで):
成長ホルモンの分泌を妨げないよう、早めの夕食を心がけます。
ビタミンB6豊富なマグロやカツオ、オメガ3脂肪酸のサバなどがおすすめ。
関連記事:老化の根本原因「糖化」を防ぐ!美肌を作る血糖値コントロール術
月経期:血を補い回復を促す食材選び
生理中は「血」を消耗する時期。
鉄分とタンパク質をしっかり補給しましょう。
おすすめ食材:
- レバー、赤身肉(鉄分補給)
- ひじき、小松菜(植物性鉄分)
- 黒豆、黒ごま(腎を補う黒い食材)
肝の疏泄機能を高める経絡とツボケア
食事と合わせて、ツボケアも取り入れましょう!
毎日5分のセルフケアで、ホルモンバランスが整います。
肝経の流れを整える「太衝」「行間」のセルフケア
太衝(たいしょう):
足の親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ。
血流を改善し、イライラを鎮める効果があります。
押し方:
両手の親指で左右同時に3秒×10回押します。
痛気持ちいい程度の強さで、就寝前に行うのがおすすめ✨
行間(こうかん):
足の親指と人差し指の間、水かきの部分。
肝の熱を取り、ニキビや炎症を抑えます。
任脈「関元」で腎精を補強する方法
関元は、おへそから指4本分下にあるツボ。
女性ホルモンの源である「腎精」を補います。
温める方法:
手のひらを関元に当て、時計回りに36回さすります。
体が温まってきたら効果の証拠です。
脾経「三陰交」でホルモンバランスを調整
三陰交は、内くるぶしから指4本分上の骨の内側。
婦人科系のトラブル全般に効果的なツボです。
このツボについて詳しくは:肌荒れの根本原因はホルモンバランス!女性ホルモンを整える食事と生活法
さらに効果を高めるためのプロフェッショナルケア
セルフケアで改善を感じられた方も、更に効果を高めたい場合は、プロの施術をおすすめします。
スタジオシュカでは、一人ひとりの体質と生理周期に合わせた美容鍼灸を提供しています。
鍼灸によって微細循環を改善し、ホルモンバランスを根本から整えることで、生理前の肌トラブルを予防できます。
特に、肝経・脾経・腎経の調整により:
- 血流改善による肌質向上
- 自律神経バランスの調整
- ホルモン代謝の正常化
- ストレス軽減によるPMS改善
これらの効果が期待できます。
関連する症状についてはこちら:疲れがとれない肌荒れの本当の原因!副腎疲労を改善する3つの習慣
季節ごとの健康維持へのベネフィット
この食事タイミング術は、季節を通じて様々なメリットをもたらします。
春:肝の解毒機能向上で花粉症軽減
夏:紫外線ダメージに負けない抗酸化力アップ
秋:乾燥に負けない潤い肌の維持
冬:冷えによる血行不良を改善し、透明感のある肌へ
参考記事:良質な睡眠で若返る!自律神経を整える3つの寝る前習慣
まとめ
生理前の肌トラブルは、化粧品だけでは解決できません。
大切なのは、女性ホルモンの変動に合わせた食事タイミングで、体の内側から整えることです。
今日からできる3つのポイント:
- 朝食でのタンパク質摂取による血糖値安定化
- 午後3時の間食でマグネシウム補給
- 就寝前の太衝穴マッサージ
これらを継続することで、きっと肌の変化を実感できるはずです✨
もし、食事だけでは改善しきれない深いホルモンバランスの乱れや、一人ひとり異なる体質に合わせたアプローチが必要でしたら、ぜひ一度ご相談ください。
スタジオシュカでは初回トライアルで、あなたの生理周期と肌の状態を東洋医学的に分析し、個別のケアプランをご提案いたします。
あなたの美しさは、体の内側から輝くもの。
一緒に、10年後も自信を持てる肌を作っていきましょう!
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