50代女性必見!「本気で痩せたい」あなたへ贈る、生活習慣病とダイエットの関係

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「50代になってから、なかなか痩せられない…」と悩んでいるあなたへ。年齢を重ねるにつれて、代謝が落ち、体重が増えやすくなるのは自然なことです。しかし、単に「年齢のせい」と諦める前に、一度立ち止まって考えてみましょう。もしかしたら、あなたの悩みの原因は、生活習慣病に隠されているかもしれません。

 

生活習慣病がもたらすダイエットの壁

生活習慣病とは、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などを総称したもので、不健康な食生活や運動不足、喫煙などが原因で引き起こされます。これらの病気は、自覚症状がないまま進行することが多く、気づいた時には重症化しているケースも少なくありません。

生活習慣病がダイエットを難しくする理由は、いくつかあります。

①基礎代謝の低下

生活習慣病は、体の機能を低下させ、特に筋肉量が減ることで基礎代謝が大幅に低下する可能性があります。筋肉は、安静時にもエネルギーを消費するからだのエンジンです。筋肉量が減ると、消費エネルギーが減り、太りやすくなります。また、甲状腺機能低下症など、生活習慣病に伴うホルモンバランスの乱れも、基礎代謝の低下に繋がることがあります。

②インスリン抵抗性の悪化

糖尿病をはじめとする多くの生活習慣病では、インスリン抵抗性という状態が起こりやすくなります。インスリンは、血糖値を下げる働きを持つホルモンですが、インスリン抵抗性になると、インスリンが効きにくくなり、血糖値がなかなか下がらず、結果的に脂肪が合成されやすくなります。特に、内臓脂肪はインスリン抵抗性を悪化させる原因の一つであり、悪循環に陥りやすいのです。

③内臓脂肪の蓄積

内臓脂肪は、単に見た目が気になるだけでなく、様々な健康リスクを高めます。内臓脂肪は、活性酸素を発生させやすく、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を悪化させる原因となります。また、内臓脂肪は、さまざまなホルモンを分泌し、食欲を増進させたり、インスリン抵抗性を悪化させたりする働きもあります。

④倦怠感やだるさ

生活習慣病によって引き起こされる慢性的な炎症は、倦怠感やだるさの主な原因の一つです。慢性的な炎症は、エネルギー代謝を低下させ、運動意欲を減退させます。また、睡眠の質も低下し、疲労感が抜けにくくなることがあります。

 

生活習慣病のリスク、あなたは大丈夫?

生活習慣病は、放置しておくと様々な合併症を引き起こす可能性があります。

心血管疾患

心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる病気のリスクが高まります。特に、糖尿病や高血圧は、心血管疾患の主要なリスク因子です。

腎臓病

糖尿病や高血圧は、腎臓に負担をかけ、腎臓病を引き起こすリスクを高めます。腎臓病が進行すると、透析治療が必要になる場合もあります。

神経障害

糖尿病による神経障害は、手足にしびれや痛み、感覚の異常を引き起こすことがあります。また、自律神経のバランスが崩れることで、めまい、動悸、便秘などの症状が現れることもあります。

がん

 特定のがんのリスクが高まる可能性があります。肥満は、大腸がん、乳がん、子宮がんなどのリスクを高めることが知られています。

 

生活習慣病を改善し、
ダイエットに成功するための具体的な対策

生活習慣病を改善し、ダイエットに成功するためには、以下の対策が効果的です。

バランスの取れた食事

糖質、脂質、タンパク質をバランス良く摂取しましょう。特に、タンパク質は筋肉量を維持し、基礎代謝を上げるために重要です。良質なタンパク質源としては、肉、魚、大豆製品などが挙げられます。

食物繊維を積極的に

野菜、果物、全粒穀物を積極的に摂り入れ、腸内環境を整えましょう。食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにし、満腹感を高める効果があります。

加工食品の制限

加工食品には、糖分や塩分、脂質が多く含まれているため、控えましょう。特に、甘い飲み物やスナック菓子は、カロリーが高く、健康に悪影響を与えるため注意が必要です。

水分の摂取

水分不足は、代謝を低下させる原因になります。こまめに水を飲みましょう。

間食の管理

間食をする場合は、ナッツやヨーグルトなど、健康的なものを選びましょう。間食のタイミングや量も重要です。

 

50代女性のための、
若々しく美しいカラダへ導く食事のポイント

発酵食品を積極的に摂ることで、腸内環境を整え、代謝をアップさせます。

また、大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのバランスを整えます。

青魚を積極的に摂ることも有効です。DHAやEPAが、脳の働きを良くし、生活習慣病予防に役立ちます。

 

生活習慣病を予防し、本気で痩せたい50代女性へ

50代からのダイエットは、若いうちのダイエットとは異なります。ただ闇雲に食事制限をするのではなく、生活習慣病との向き合い方を見直すことが大切です。