こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
夕方になると鏡を見るのが辛くなる…そんな経験はありませんか?朝はスッキリしていた顔が、気がつくとパンパンに膨らんでしまう。「また今日も顔が腫れてる」と落ち込んでしまうお気持ち、本当によくわかります😢
実は、夕方の顔のむくみは単なる水分の問題ではありません。体質や生活習慣、そして東洋医学でいう「水の巡り」が深く関わっているんです!
このブログを読むと、なぜ夕方に顔がパンパンになるのかの根本原因がわかり、朝昼夜の簡単な習慣で水分代謝を改善して、一日中スッキリとした表情で過ごせるようになります。今日から始められる具体的な方法をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね♪
なぜ夕方になると顔がパンパンになるのか?
現代女性に多い水分代謝の低下
現代の働く女性は、長時間のデスクワークで同じ姿勢を続けることが多いですよね。実は、これが顔のむくみの大きな原因なんです!
座りっぱなしの状態が続くと、以下のような問題が起こります:
- 血液の循環が悪くなる
- リンパの流れが滞る
- 筋肉のポンプ機能が低下する
さらに、冷たい飲み物の摂りすぎや、エアコンによる体の冷えも水分代謝を悪化させる要因です。体が冷えると、腎臓の働きが低下し、余分な水分を排出する力が弱くなってしまうんですね。
重力とリンパの関係
一日中立っていたり座っていたりすると、重力の影響で体液が下半身に溜まりがちです。でも、顔がむくむのはなぜでしょう?
実は、リンパ管には一方向にしか流れない「弁」があります。この弁の働きが悪くなると、本来なら心臓に戻るはずの体液が逆流し、顔や首周りに溜まってしまうんです😰
特に、首や肩のコリがある方は要注意!筋肉の緊張がリンパの流れを妨げ、顔のむくみを引き起こしやすくなります。
ホルモンバランスの影響
女性の場合、月経周期に伴うホルモンの変化も大きく関わっています。
プロゲステロン(黄体ホルモン)が増える生理前は、体が水分を溜め込みやすくなります。また、ストレスによってコルチゾールが過剰に分泌されると、ナトリウムの再吸収が促進され、むくみやすい状態になってしまうんです。
体質を全体からとらえた顔のむくみの原因
東洋医学でみる「腎」の働きの低下
東洋医学では、水分代謝は「腎」が司っていると考えられています。ここでいう腎は、西洋医学の腎臓だけでなく、生命力そのものを表すもの。
腎の働きが弱くなると、以下のような症状が現れます:
- むくみやすくなる
- 冷えを感じやすくなる
- 疲れやすくなる
- 髪や肌のツヤがなくなる
特に「腎陽虚」という状態では、体を温める力が不足し、水分がうまく循環せずに滞ってしまうんです。
気・血・水の循環不良
東洋医学では、体内を「気・血・水」の3つの要素が巡っていると考えます。この3つのバランスが崩れると、様々な不調が現れます。
むくみは主に「水」の巡りの問題ですが、実は「気」と「血」の流れも深く関わっているんです!
気の流れが悪いと、水を動かす力が不足します。血の流れが悪いと、血管からの水分漏出が増えてしまいます。だからこそ、全体的なバランスを整えることが大切なんですね✨
脾胃の機能低下と水分代謝
東洋医学の「脾胃」は、消化吸収と水分代謝を担う重要な臓器です。現代人に多い以下の習慣は、脾胃の働きを弱めてしまいます:
- 冷たいものの摂りすぎ
- 食べ過ぎや早食い
- 不規則な食事時間
- ストレスによる胃腸の不調
脾胃が弱ると、摂取した水分をうまく全身に運ぶことができず、局所的にむくみが生じやすくなります。
水分代謝を根本改善する朝昼夜の習慣
朝の習慣:腎機能を温めるウォーミングアップ
朝一番の習慣が、その日のむくみ具合を左右します!以下の3つの習慣を取り入れてみてください😊
1. 起床後の白湯1杯(60-70度)
冷えた体を内側から温め、腎臓の機能を活性化します。一気に飲まず、ゆっくりと体に染み渡らせるように飲みましょう。
2. 耳の後ろから鎖骨へのリンパマッサージ
耳の後ろのくぼみに指を当て、首筋を通って鎖骨まで優しく流します。左右各30秒×2回行いましょう。
3. 足首回し運動
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれる重要な部位。足首を時計回り・反時計回り各10回ずつ回して、ポンプ機能を活性化させます。
朝のむくみ解消については、朝の顔パンパンを解消!寝起きのむくみを根本改善する夜の3つの習慣の記事も参考にしてくださいね。
昼の習慣:デスクワーク中の水分コントロール
お昼の時間帯は、代謝が最も活発になる時間です。この時間を有効活用しましょう!
1. カリウム豊富な食材の摂取
バナナ、アボカド、きゅうり、トマトなど、カリウムを多く含む食材は、体内の余分なナトリウムを排出してくれます。ランチに積極的に取り入れてみてください🥗
2. デスクワーク中の足首パタパタ運動
座ったまま足首を上下に動かす簡単な運動。1時間に1回、20回程度行うだけで血流が改善されます。
3. 水分摂取のタイミング調整
一度に大量の水を飲むのではなく、コップ半分程度を1時間おきに摂取。これにより、腎臓への負担を減らしながら適切な水分補給ができます。
むくみ改善に効果的な朝の習慣については、夕方の足パンパンを解消!リンパの流れを良くする朝の3分習慣とは?も合わせてご覧ください。
夜の習慣:翌朝スッキリのための準備
夜の過ごし方が、翌朝の顔のコンディションを決めます。以下の習慣で、質の良い睡眠と効果的な水分代謝を促しましょう💤
1. 入浴で全身の血液循環を促進
38-40度のお湯に15-20分浸かり、全身の血流を改善します。入浴により副交感神経が活性化され、リンパの流れも良くなります。
2. 就寝前の軽い足上げストレッチ
仰向けに寝て、壁に足を立てかけて5-10分間キープ。重力を利用して下半身に溜まった水分を心臓に戻します。
3. 塩分摂取時間のコントロール
夕食は就寝3時間前まで。特に塩分の多い食事は18時までに済ませることで、翌朝のむくみを予防できます。
良質な睡眠については、朝起きても疲れが取れない原因は?深い眠りを取り戻す自律神経リセット法の記事も参考になります。
効果を高める東洋医学のセルフケア
むくみ解消に効果的なツボ刺激
東洋医学のツボ刺激は、水分代謝を効果的に改善してくれます。以下の3つのツボを覚えて、日常的に刺激してみてください👆
1. 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上にある、水分代謝の要となるツボ。両手の親指で30秒程度、ゆっくりと圧をかけます。
2. 腎兪(じんゆ)
腰の第2腰椎の両脇にある、腎機能を高めるツボ。温めながらマッサージすると効果的です。
3. 水分(すいぶん)
おへそから指1本分上にある、水分調節の中心となるツボ。時計回りに優しくマッサージしましょう。
血流改善については、乾燥肌・敏感肌の根本原因は血流不足!肌質を改善する血の巡りアップ術も参考にしてください。
水分代謝を高める経絡マッサージ
経絡とは、東洋医学で「気」の通り道とされるルートのこと。特に腎経、膀胱経、三焦経を刺激することで、水分代謝が格段に向上します✨
腎経のマッサージ
足の内側、くるぶしから膝まで、下から上に向かって優しくさすります。腎の機能を高め、むくみ解消に効果的です。
膀胱経のマッサージ
頭頂部から背中、足の後ろ側を通る最も長い経絡。首の後ろから肩甲骨にかけて、上から下に向かってマッサージします。
代謝向上については、甲状腺の働きを整える!代謝アップで若々しさを保つ3つの習慣も参考になります。
スタジオシュカの美容鍼による根本改善アプローチ
セルフケアでも改善が感じられない場合は、体質そのものに原因があるかもしれません。スタジオシュカでは、一人ひとりの体質に合わせた水分代謝改善のアプローチを、東洋医学の視点から提案しています。
美容鍼による施術では、顔面部の血流を改善し、リンパの流れを促進します。さらに、全身の調整により根本的な体質改善を目指します。
もし美容を体の内側から根本的に改善することに興味があれば、初回トライアルで一度ご相談ください。あなたの体質に最適な改善方法を一緒に見つけていきましょう😊
詳細については、日本東洋医学会:東洋医学の基礎知識も参考にしてください。
まとめ
夕方の顔のむくみは、単なる水分の問題ではなく、生活習慣や体質、東洋医学でいう「水の巡り」が深く関わっています。
今回ご紹介した朝昼夜の習慣を実践することで、水分代謝が改善され、一日中スッキリとした表情で過ごせるようになります。特に、朝の白湯と軽い運動、昼のカリウム摂取、夜の入浴とストレッチは、誰でも今日から始められる簡単な方法です。
東洋医学のツボ刺激や経絡マッサージも併用することで、より効果的に改善できるでしょう。
大切なのは継続すること。毎日少しずつでも続けることで、必ず変化を感じられるはずです。あなたの美しさは、内側から輝くもの。一緒に頑張りましょうね💕
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