こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。
「30代になってから、同じ食事をしているのに太りやすくなった…」「運動しても全然痩せない…」そんなお悩みを抱えていませんか?
実は、30代から基礎代謝は年々低下し、40代では20代の頃と比べて約10〜15%も下がってしまいます。でも大丈夫です!✨
このブログを読むと、基礎代謝が下がる本当の原因と、内臓機能を高めて痩せやすい体質を作る具体的な方法が分かります。東洋医学の視点から体質を根本的に改善し、10年後も美しく健康でいるための秘訣をお伝えします。
30代から基礎代謝が急激に下がる3つの理由
まず、なぜ30代から代謝が下がるのか?その理由を知ることから始めましょう。
ホルモンバランスの変化が代謝に与える影響
30代に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が徐々に減少します。
エストロゲンは代謝を活発にする重要な働きがあります。分泌が減ると:
- 脂肪燃焼効率が20〜30%低下
- 筋肉の合成能力が衰える
- 内臓脂肪がつきやすくなる
これが「同じ食事なのに太る」原因の一つなんです。
筋肉量の減少と内臓機能の低下
20代をピークに、筋肉量は年間約1%ずつ減少していきます。
筋肉は「代謝の工場」と呼ばれ、安静時でもエネルギーを消費します。筋肉が減ると:
- 基礎代謝が年間10〜20kcal低下
- 血流が悪くなり内臓の働きが鈍る
- 体温が下がり免疫力も低下
特に内臓の働きが鈍ると、消化吸収や解毒機能が低下し、代謝がさらに悪くなる悪循環に…。
自律神経の乱れが招く代謝の悪循環
30代は仕事や育児のストレスで交感神経が優位になりがちです。
自律神経が乱れると:
- 血管が収縮し内臓への血流が減る
- 消化酵素の分泌が低下
- 睡眠の質が悪くなり成長ホルモンが不足
これらが重なって、代謝がどんどん下がっていくんです😢
体質を全体からとらえた代謝低下の原因
東洋医学では、体全体のバランスから代謝低下を捉えます。
東洋医学で見る「腎」の働きと代謝の関係
東洋医学でいう「腎」は、西洋医学の腎臓だけでなく、生命エネルギーの根源を指します。
腎の働きが弱くなると:
- 体を温める力(腎陽)が不足
- 水分代謝が悪くなりむくみやすくなる
- ホルモンバランスが乱れる
30代からの代謝低下は、まさに「腎虚」の状態と考えられています。
気・血・水の循環不良が招く体質変化
東洋医学では、体内を「気・血・水」が循環することで健康が保たれると考えます。
代謝が悪い方の特徴:
- 「気」の不足:疲れやすい、やる気が出ない
- 「血」の滞り:肩こり、冷え、肌荒れ
- 「水」の停滞:むくみ、体重増加、だるさ
これらの循環を改善することが、根本的な代謝アップにつながります✨
五行説から読み解く内臓機能の連携
五行説では、内臓同士が助け合って働いていると考えます。
代謝に関わる臓器の関係:
- 「脾」(消化器):栄養を吸収し気血を作る
- 「腎」(泌尿器・生殖器):生命力の源
- 「肝」(肝臓):気の巡りを調節
どれか一つでも弱くなると、全体のバランスが崩れて代謝が低下します。
内臓機能を高めて痩せやすい体質を作る3つの習慣
それでは、具体的な改善方法をお伝えします!この3つの習慣で、内臓から元気になりましょう🌟
習慣1:朝の白湯+深呼吸で内臓を温める方法
朝一番の白湯は、内臓を優しく目覚めさせる最高の習慣です。
具体的な方法:
- 起床後すぐに50〜60℃の白湯をコップ1杯
- ゆっくり10分かけて飲む
- 飲みながら腹式呼吸を5回
なぜ効果的?
- 内臓温度が1℃上がると代謝が13%アップ
- 胃腸の血流が改善し消化力がアップ
- 自律神経が整い1日のリズムが良くなる
白湯は体に負担をかけずに、優しく内臓を温めてくれます。
習慣2:食事の時間と順序で消化力をアップ
何を食べるかも大切ですが、「いつ」「どの順序で」食べるかが代謝に大きく影響します。
理想的な食事タイミング:
- 12時間以上の空腹時間を作る(例:夜8時〜朝8時)
- 朝食:軽めに(果物や白湯など)
- 昼食:しっかりと(1日のメイン)
- 夕食:早めに軽く(18〜19時頃)
食べる順序:
- 野菜・海藻(食物繊維で血糖値の急上昇を防ぐ)
- タンパク質(肉・魚・豆類)
- 炭水化物(ご飯・パン・麺類)
この順序で食べることで、インスリンの分泌が安定し、脂肪として蓄積されにくくなります。
詳しい食事のタイミングについては、こちらの記事もご参考ください。
習慣3:夜の内臓マッサージと質の良い睡眠
夜は内臓の修復と代謝機能の回復にとって最も大切な時間です。
内臓マッサージの方法:
- 仰向けに寝て膝を立てる
- おへその周りを時計回りに30回マッサージ
- みぞおちから下腹部に向けて優しく撫でる
- 最後に深呼吸を5回
質の良い睡眠のコツ:
- 22時までには就寝(成長ホルモンのゴールデンタイム)
- 寝る1時間前はスマホを見ない
- 部屋を暗くして体温を自然に下げる
良質な睡眠は代謝アップの要です。睡眠についてより詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
季節に合わせた代謝アップのコツ
東洋医学では、季節に合わせて体調管理することを「季節養生」と呼びます。
春夏秋冬それぞれの内臓ケア方法
春(3〜5月):肝の季節
- 緑の野菜を積極的に摂る
- ストレッチで気の巡りを良くする
- 早寝早起きで自律神経を整える
夏(6〜8月):心の季節
- 水分補給をこまめに行う
- 体を冷やしすぎない
- 赤い食材(トマト、スイカなど)で心を補う
秋(9〜11月):肺の季節
- 白い食材(大根、蓮根など)で肺を潤す
- 乾燥対策をしっかりと
- 深呼吸で肺機能を高める
冬(12〜2月):腎の季節
- 黒い食材(黒豆、黒ごまなど)で腎を補う
- 体を温める食材を選ぶ
- 十分な睡眠で生命力を蓄える
体質別アプローチの重要性
同じ30代でも、体質によって最適なアプローチは異なります。
陽虚体質(冷え性タイプ):
- 温かい食べ物を中心に
- 軽い運動で血流改善
- 腹巻きや湯たんぽで腹部を温める
陰虚体質(のぼせやすいタイプ):
- 体を潤す食材(白きくらげ、梨など)
- 激しい運動は避ける
- 充分な睡眠と休息
腸活と代謝の関係については、こちらの記事も参考になります。
さらに効果を高めるプロフェッショナルケア
セルフケアだけでは限界を感じる時は、プロの力を借りることも大切です。
鍼灸で内臓機能を根本改善
鍼灸治療では、内臓の働きを高める特効ツボにアプローチします。
代謝アップに効果的なツボ:
- 関元(かんげん):おへその下3寸、生命力の源
- 気海(きかい):おへその下1.5寸、気を巡らせる
- 中脘(ちゅうかん):みぞおちとおへその中間、胃腸の働きを高める
- 足三里(あしさんり):膝下の外側、全身の気を補う
セルフケアでは、これらのツボを指で優しく押すだけでも効果があります。鍼灸治療では、より深部まで刺激することで、根本的な体質改善が期待できます。
個別体質診断の重要性
東洋医学では「同病異治」という考え方があります。同じような症状でも、体質によって治療法が変わるという意味です。
スタジオシュカでは、お一人お一人の体質を詳しく診断し、最適なアプローチ方法をご提案しています。
- 舌診・脈診による体質判定
- 生活習慣の詳しいヒアリング
- 個別の養生法アドバイス
厚生労働省の基礎代謝基準値によると、30代女性の基礎代謝は20代と比べて確実に低下しています。しかし、適切なケアで改善は十分可能です。
もし美容を体の内側から根本的に改善することに興味があれば、一度ご相談ください。スタジオシュカでは、お一人お一人の体質に合わせた鍼灸施術とカウンセリングで、代謝アップをサポートしています。
初回トライアルでは、あなたの体質や生活習慣を詳しくお聞きし、最適なアプローチ方法をご提案いたします。無理なく続けられる方法を一緒に見つけていきましょう✨
まとめ
30代からの代謝低下は自然な現象ですが、諦める必要はありません!
今回ご紹介した3つの習慣:
- 朝の白湯+深呼吸で内臓を温める
- 食事の時間と順序で消化力をアップ
- 夜の内臓マッサージと質の良い睡眠
これらを続けることで、内臓機能が高まり、痩せやすい体質へと変わっていきます。
東洋医学の智恵を活かした体質改善で、10年後も美しく健康でいられる体を一緒に作っていきましょう🌸
あなたの体は必ず変わります。まずは今日から、できることから始めてみてくださいね!
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